カテゴリ: 校長日記
全校朝会-時間- 1~6年生 4月21日(月)
今日も6年生の気持ちの良い挨拶から全校朝会がスタートしました。
今日の全校朝会では、「時間」について話をしました。初めに子どもたちに「毎日86400円振り込んでくれる銀行があったら、みんなどうしますか。」と聞くと、「好きなものを買う。」「貯金をする。」等いろいろな回答が返ってきました。次に「このお金は1日たつと無くなってしまうけれど、どうしますか。」と聞きました。貯金ができないので、ほとんどの子がいろいろなことに使うという回答が返ってきました。無くなってしまうのであれば、無駄にしないで使うようです。毎日86400円振り込んでくれる銀行は夢のようです。しかし、円ではありませんが私たちには時間という銀行が毎日86400秒を振り込んでくれます。このことを子どもたちに投げかけました。
学校生活の中では、休み時間などの「自分の時間」と授業や集団で活動している「みんなの時間」があります。「みんなの時間」では、みんながそろうまで待たなくてはならないこともあります。みんなで一人を待ってあげることは大切ですが、みんなのことを考え行動をすることで無駄な時間は減ります。立会小学校の児童数は現在558人ですから、一人の人が1秒待たせると、1秒×558人でみんなの558秒、約10分が無駄になります。逆に一人で10分かかるものを558人みんなでやると1秒で終わることになります。こう考えると1秒の大切さが分かります。
時間は、世界中のどの人にも平等に与えられているものです。1日1日、1時間1時間、1秒1秒を価値のある時間として大切にしていってほしいと思います。
公開日:2025年04月21日 14:00:00
更新日:2025年05月09日 14:48:26