品川区立立会小学校

　１年生の教室に行くと、音楽で鍵盤ハーモニカを使っての授業をしていました。
　今日は「おおきなくりのきのしたで」と「はなのレイ」の２曲を学習していました。どちらも前回の学習で行っているそうですが、今日は最後にその２曲を合わせて演奏するそうです。
はじめに「おおきなくりのきのしたで」を練習しました。ポイントとなるところを確認して、個別に練習をしました。子どもたちにもなじみのある曲なので、メロディーはよく知っており音がよく取れていました。次に「はなのレイ」を練習しました。八分音符の多い「おおきなくりのきのしたで」より、四分音符と二分音符が多いので指づかいやタンギングはゆとりをもってできるのですが、子どもたちを見ると逆に駆け足ぎみになりテンポを合わせて弾くのが難しいようです。
　最後に学級を２つに分けて、「おおきなくりのきのしたで」と「はなのレイ」を２曲同時に演奏しました。それぞれ違う曲なのですが、同時に演奏すると音が調和して「おおきなくりのきのしたで」でもあり「はなのレイ」でもあり、また別の新しい曲でもあるように聞こえました。音楽を通して、それぞれ別のパートをしっかり担い、一つになっていた１年生でした。