品川区立立会小学校

　中間処理施設見学後に、中央防波堤外側埋立処分場・新海面処分場を見学しました。ここは、東京最後の処分場で、残余年数は５０年ほどと言われ、重要な問題となっています。
　処分場は、一般の人は特別な許可がないと入れない場所で、そこを見学できることはとても貴重な機会です。子どもたちは、集水池やサンドイッチ工法を間近で見ることもできました。高さ３０mの見学用の見晴らし台では、バスを降りて処分場を見渡しました。埋め立てが終わったところは木々が植わり緑も豊かで、ごみが埋まっているなんて思えません。しかし、海の方を見ると埋め立て作業が進められ、埋め立てられる限界が見て取れ現実に引き戻されます。子どもたちは、この見晴らし台で、「ごみをへらすぞー！」と全員で宣言しました。
　今回のごみをテーマにした社会科見学は、実感を伴ったごみ問題の理解と環境問題へ取り組む重要性を感じた１日となりました。子どもたちには、今日学んだことや感じたこと、考えたことを、今後の学習や生活に生かしていってほしいと思います。この社会科見学でお世話になりました見学先の皆様、子どもたちのためにいろいろありがとうございました。