カテゴリ: 校長日記
デフリンピック-全校朝会- 1~6年生 11月17日(月)

カテゴリ: 校長日記 デフリンピック-全校朝会- 1~6年生 11月17日(月)
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 おはようございます。今朝の全校朝会は、感染症が流行しているのでオンラインで行いました。私からは、一昨日15日(土)から始まったデルリンピックについて話をしました。
 デフリンピックとは、聴覚障害者による国際的なスポーツ大会です。「デフリンピック」という名称は、「Deaf:耳が聞こえない(聴覚障害者)」と「Olympics(オリンピック)」を組み合わせた造語で、2001年から正式に採用されました。オリンピックと同じで4年に一度開催されます。東京でデフリンピックが行われるのは、初めてで、初めてデフリンピックが行われてから100周年となる節目の大会でもあります。
 デフリンピックは、単なるスポーツ大会ではなく、聴覚障害者の文化やアイデンティティを尊重し、世界中の人々が手話を通じてつながる「共生の祭典」として、年々その意義が高まっています
 デフリンピックでは、補聴器や人工内耳などの聴覚補助機器の使用が禁止されています。すべての選手が「聞こえない」という同じ条件で競技することで、公平性を保つためです。スタートの合図やタイムの通知などは、音ではなく光や視覚的なサインで行われます。
 デフリンピックでは、国際手話が使われています。日本の手話とは異なるところもあります。最後に子どもたちと一緒に、国際手話で挨拶をしました。
デフリンピックのハンマー投げの競技が、品川区の大井ふ頭中央海浜公園で行われます。子どもたちがデフリンピック関心をもち、デフリンピックを通して、手話やろう文化の理解、多様な人々が互いを尊重し合える共生社会について考えていけるといいと思います。
 後半は、読書感想文の表彰をしました。全学年で取り組んだ読書感想文ですが、品川区の読書感想文コンクールで受賞した子どもたちの表彰を行いました。私も子どもたちの感想文を読みましたが、どの感想文もそれぞれの思いや考えが伝わる素敵なものでした。これからも本に親しんでいってください。

公開日:2025年11月17日 15:00:00
更新日:2025年11月18日 15:57:41