品川区立立会小学校

　５時間目に校内研究授業で、４年生が算数の学習をしました。校内研究は、学校の実態に応じた課題について研究に取り組み、授業実践等を通して評価・改善を図っていきます。本校の今年度の研究のキーワードとなるのは、「学習のつまずきから考える授業」「協働学習」です。これを３年前から実践している教えて考えさせる授業を通して取り組んでいきます。
　今日の授業では、計算の意味と方法について考えたり説明したりするときに用いられる数直線の活用について学習しました。しかし、数直線をかいたり操作したりして考えられる子どもは多いわけではありません。みんなが、問題解決や説明の手段として数直線を扱えるようになることが算数のつまずきの解消につながることから、今日の学習の１つの視点として授業が行われました。
　授業では、子どもたちは、ペアやグループ学習等協働して学びながら、問題文、式、数直線についての理解を深めていました。よく活動して、主体的に学ぶ姿が見られていました。数直線は１回の学習で身に付けらるというものではないので、今後学習していく単元で活用しながら、問題解決や説明の手段として数直線を使っていけるようにしていきましょう。